集団的自衛権とは?行使した場合のメリット・デメリットは?

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最近、活発に議論が交わされているのが集団的自衛権の問題です。

日本は憲法で戦争を放棄していることもあって微妙な問題のようですが、集団的自衛権とは一体どのようなものなのでしょうか?

また実際に行使した場合には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

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集団的自衛権とは?

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まず集団的自衛権と対の言葉として個別的自衛権というものがあります。

個別的自衛権とは自国が他国から不当な攻撃にさらされた際に、自衛して反撃する権利です。

一方で、集団的自衛権とは自国と同盟関係にある国が、不当な侵略を受けた際に、その国と一緒に反撃する権利のことです。

我が国においては、憲法9条の戦争放棄との兼ね合いから、集団的自衛権は行使できないというのが従来の見解でした。

しかし安倍内閣は平成26年7月1日の閣議決定において集団的自衛権は行使できると解釈を変更しました。

 

行使した場合のメリット

集団的自衛権が行使できる場合のメリットは、他国と緊密な軍事同盟を結べることです。

集団的自衛権が行使できなければ、たとえ同盟国や親密な関係の国が攻撃されても、日本はただただそれを見守ることしかできません。

しかし日本が集団的自衛権を行使できれば、被害に遭っている国を助けることができます。

そうなれば同盟国は、より一層日本との関係を緊密にしようとし、政治的・経済的な便宜も図ってもらえるかもしれません。

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また世界的にも高い軍事力を持っている日本が支援する可能性があるとすれば、そもそも攻撃国は戦争を起こすこと自体を躊躇するかもしれません。

このように他国との軍事関係が緊密になることで戦争を回避できる可能性が生まれるのです。

 

行使した場合のデメリット

集団的自衛権が行使できる場合のデメリットも他国との軍事同盟が緊密になることです。

つまり他国の戦争に巻き込まれる可能性が出てきます。

戦後の日本は幸か不幸か同盟国・アメリカの戦争に対して対岸の火事のように見てきた節があります。

米ソ冷戦中のベトナム戦争や冷戦終了後の湾岸戦争やイラク戦争に主体的に参加せずに済んでいます。

もし集団的自衛権の行使が認められていれば、これらの戦争に派兵して前線で戦うことになっていたかもしれません。

そうなれば人的・経済的な消耗は避けられなかったでしょう。

ベトナムやイラクといった国との関係も今より悪くなっていたかもしれません。

集団的自衛権を行使できるからといって必ずしも行使しなければならないわけではありません。

しかし同盟の建前からも、参加しなければ批判が強くなることは避けられないでしょう。

 

まとめ

集団的自衛権は同盟国などが不当な攻撃をされたときに、その国を支援して一緒に戦う権利です。

集団的自衛権が行使できれば他国との関係が緊密になるというメリットがあり、一方で他国の戦争に巻き込まれやすくなるというデメリットもあります。

近年のめまぐるしい世界情勢の変化の中で日本も立ち位置を明確にすることが迫られているのかもしれません。

どういう決断をするにしても、国家の滅亡や悲惨な戦争に至るような事態だけは避けてほしいものです。

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