【台風の進路の謎】なぜ急カーブを描いて日本に向かってくるのか?

image378
台風の進路はかなり奇妙です。

ニュースで見ていると明らかに不自然なタイミングで急激なカーブを描いて曲がります。

毎回、台風の最新情報が出る度に「えっ!」と仰天する方も多いのではないでしょうか?

特に沖縄あたりから北上していた台風が急に北東向きに進路を変えて日本に直撃する様はとても不思議な光景です。

しかし台風がこのような進路を取ることには理由があります。

なぜ台風が急カーブを描いて日本に向かってくるのかについて見ていきましょう。

Sponsored Link

気圧と風

台風の進路に影響を与えている要素は様々ですが、主に気圧と風の影響によって台風の進路は決まります。

台風に影響を与える風は貿易風と偏西風そして北向きに流れる対流です。

特に偏西風は沖縄あたりから急カーブして日本列島に向かっていく主要因になります。

他にも太平洋上で発生する高気圧が台風の進路に影響を及ぼす要因です。

台風は高気圧の外側を通る性質を持っています。

 

台風発生から沖縄までの進路

image379
では実際に順を追って台風の進路を見ていきましょう。

台風はまず日本の遙か南のフィリピン沖あたりで発生します。

その後、終始に渡り台風に影響を与えるのが北向きに流れる対流です。

台風発生後は対流によって北向きに押されつつ、貿易風という東から西に流れる風の影響を受けて北西向きに進みます。

Sponsored Link

沖縄に到達したあたりで貿易風が弱まるため、この辺りで影響を与えるのは北向きの対流だけです。

このため台風は再び北上します。

そのまま沖縄から北上し大陸を通過するのかと思いきや、ここであらわれるのが偏西風です。

 

偏西風と高気圧の影響

偏西風は日本付近で常に吹いている西からの風で、この風も台風に影響を与えます。

この偏西風によって台風は東向きに力が加えられ、基本の北行も加えて、北東向きに進むのです。

また台風がよく来る夏から秋にかけては太平洋側に高気圧が発達しています。

偏西風の影響と台風の高気圧の外側を通る性質も合わさって、ちょうど日本の上を通る格好になってしまうのです。これが台風が急カーブを描いて日本に直撃する仕組みになります。

 

まとめ

台風の進路は主に気圧と風によって決定されます。

台風に影響を与える風は対流と貿易風、そして偏西風です。

初めは対流と貿易風の影響で沖縄付近まで北行していきますが、沖縄あたりから偏西風の影響を受けて北東向きに進路を変えます。

また台風は高気圧の外側を通る性質があり、この時期日本列島の右側に発達しているのが太平洋上の高気圧です。

偏西風と高気圧によって台風の進路は急カーブをして日本列島に向かってきます。

このように台風は様々な要因によってその進路を決定されています。

今度ニュースなどで見たときは高気圧に注意してみましょう。

台風の進路に納得がいくかもしれません。


【関連記事】

【台風・ハリケーン・サイクロン】それぞれの違いは何?

台風時によく聞くヘクトパスカルとは?その意味を理解しよう!

「台風〇〇号は温帯低気圧に変わりました」ってどういう意味?

台風一過とは?どういった使い方が正しいの?

 

Sponsored Link

Pocket

      
     

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ