書類送検・在宅起訴ってどういう意味?逮捕とは違うの?

image406
よくニュースで「容疑者が書類送検された」、「在宅起訴された」といった文言を見かけますが、どういう意味なのでしょうか?

一般的に犯罪者を捕らえる場合は逮捕して拘置所に拘束されるイメージがありますが、逮捕と書類送検・在宅起訴では意味が違うのでしょうか。

詳しく見ていきましょう!

Sponsored Link

送検とは?

送検とは警察から検察、要するに検事さんに事件を送る手続きです。

送検の「検」は検察を意味しています。

刑事事件を起訴するかしないかは原則、検察だけが決めることができるのが日本の刑事裁判システムです。

警察には容疑者を起訴する権限はないので、容疑者を逮捕したり捜査したりするだけで、その後は検察に委ねることになります。

このように警察が検察に容疑者を起訴するかどうかの決定を委ね、「検察庁に送致すること」が送検です。

 

書類送検・在宅起訴とは?

書類送検とは捜査書類を検察に送ることです。

警察の犯罪捜査には二通りあります。

逮捕して捜査する場合と逮捕せずに在宅のまま捜査する場合です。

警察が容疑者を逮捕して拘束した場合のルールとして、48時間以内に被疑者の身柄を捜査書類とともに検察庁に送致しなければいけません。

一方、逮捕せずに容疑者が在宅のまま捜査を進め、検察への送致も捜査書類だけにとどまる場合は書類送検となります。

Sponsored Link

そのまま容疑者を拘束せずに起訴まですすめば在宅起訴です。

このように逮捕せずに捜査を進める場合は48時間以内のような制約はありません。

ただし容疑者が必要に応じて取り調べを受けるために検察まで呼び出されることはあります。

 

逮捕の必要性

image408
逮捕する場合、問われるのはその必要性です。

証拠隠滅や逃亡の恐れなど容疑者の身柄を確保する必要性がなければ警察は容疑者を逮捕することはできず、捜査は出頭にとどまります。

ただし、捜査員が取り調べの一環として容疑者に圧力を加える目的で逮捕という措置をとることは稀にあるようです。

 

前科について

image407
前科がつくのかどうかについても見ていきます。

前科は裁判で有罪判決が出た場合につくものです。

書類送検の段階ではまだ検察に送致されただけであり、起訴されるかどうかも決まっていないので前科がつくことはありません。

逮捕された場合も同様です。

ただし、捜査対象とされた記録として「前歴」という形では残ります。

 

まとめ

書類送検は検察に容疑者の捜査資料のみを送ることを意味します。

容疑者は自宅に待機したまま捜査が進められ、身柄を拘束されることはありません。

そのまま起訴まで進めば在宅起訴です。

逮捕された場合は捜査書類に加えて容疑者の身柄も検察に送致されることになります。

このように逮捕と書類送検の違いは、容疑者の身柄が警察に拘束され、検察に送致されるかどうかです。

Sponsored Link

Pocket

      
     

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ