【ポツダム宣言】内容を簡単に説明するとどういうことなの?

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ポツダム宣言はアメリカ、イギリス、中国によって発せられた日本の無条件降伏を要求する宣言です。

歴史の授業でも習う重大な宣言ですが、その具体的な内容までは詳しく知らず、日本がポツダム宣言を受け入れたことにより降伏し第二次世界大戦は終了したという程度の認識の方が多いのではないでしょうか?

最近では安倍総理が「つまびらかに読んでいない」などという発言をしたために批判され話題になっています。

ポツダム宣言とは一体どのような内容の宣言なのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

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降伏の受け入れ

ポツダム宣言には日本が降伏すれば連合国側は受け入れるといった旨が記載されています。

連合国側にも本土決戦を主張する意見はありましたが、実際に本土決戦を行えば膨大な犠牲者が出ることが予測されました。

そのため「一定の条件を受け入れれば戦争を終結させてあげるよ」というわけです。

 

軍国主義の排除と戦闘能力の放棄

戦争の原因は軍国主義というのが連合国側の言い分でした。

そこでポツダム宣言では軍国主義の排除と戦闘能力の放棄、要するに日本軍の解体が要求されています。

戦後、軍国主義の排除については約束通り行われましたが、朝鮮戦争などの情勢を受け日本軍は自衛隊という形で再軍備されました。

 

経済的自立の許可

ポツダム宣言では日本が経済復興と戦後賠償のために生産手段を持つこと、戦争と再軍備に関係のないものを保有することを「許可」しています。

将来的には国際貿易への復帰も認めるとのことです。

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戦争犯罪人の処罰と民主主義の確立

戦争犯罪人を処罰すること、民主主義を確立させることをポツダム宣言は要求しています。

この戦争犯罪人については当初は天皇も含める向きがありましたが、紆余曲折を経て天皇は除外され東条英機などA級戦犯とみなされた人たちが処刑されることになりました。

 

主権の範囲

ポツダム宣言には戦後日本の主権が本州、北海道、九州及び四国と連合軍の決定した小諸島に限定されることが定められています。

沖縄は明記されていませんね。

ポツダム宣言で含まれていないこともあって、当初アメリカは沖縄を占領するつもりだったようですが、結局日本に返還されることになりました。

またカイロ宣言の履行を求めており、当時日本の植民地であった満州や朝鮮などから手を引くように求められています。

 

占領軍撤退の条件

日本が上記に要求した項目を達成し、責任ある平和な政府を樹立した場合、占領軍は引き上げる旨がポツダム宣言には記載されています。

逆に言えば達成されるまでは占領軍がとどまるということですね。

 

最後通牒

ポツダム宣言は降伏の受け入れ要求であるとともに最後通牒です。

この宣言を受け入れない場合、連合軍は日本を壊滅させ、その準備は整っていると告げています。

実際、アメリカは日本がこの宣言を無視したとみなし原子爆弾を広島と長崎に落としました。

 

まとめ

ポツダム宣言はただの降伏勧告ではなく戦後の統治政策も含めた非常に重要な宣言です。

いくつかの項目は形骸化しましたが、いくつかの項目は戦後日本を形作る政策に影響を与えています。

安倍首相には日本を代表する首長としてポツダム宣言に限らず、国際的な条約などをよく吟味した上で、政策を決定して欲しいところです。

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