シビリアンコントロールとはどういう意味?分かりやすい使用例は?

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シビリアンコントロールというと政治・経済の授業で習った覚えのある言葉です。

日本語で言うと文民統制になります。

要するに政治家が軍人や軍隊をコントロールするということですが、けっこう奥が深いというか考えさせられる用語です。

シビリアンコントロールの意味とわかりやすい使用例について見ていきましょう。

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シビリアンコントロールの意味

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シビリアンコントロールとは文民が軍隊や軍人を制御することですが、逆に言うと軍隊は常に議会での決定を通さなければ動いてはいけないことを示します。

過去、歴史上において軍隊が勝手に戦争を起こしたり、政治家の命令を超えて行動するといったことがしばしば起こりました。

このように軍が暴走しないようにしっかりと政治家が統制しようというのがシビリアンコントロールの考え方です。

民主主義と法の支配の観点からも重要な概念になります。

 

シビリアンコントロールが崩れるとどうなる?

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軍人がシビリアンコントロールを無視することによって国家に利益をもたらすこともあれば、災いをもたらすこともあります。

シビリアンコントロールは日本においても敏感にならざるを得ない用語です。

我が国でも第二次世界大戦で戦線がいたずらに拡大したのはシビリアンコントロールが機能しなかったためと一般的に考えられています。

シビリアンコントロールがきかないために起こった悲劇といえるでしょう。

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一方でシビリアンコントロールが効き過ぎて悲劇が起きることもあります。

第二次世界大戦時のドイツです。

当時、ドイツの軍部はアドルフ・ヒトラーの主張するポーランド侵攻やロシア侵攻に反対しますが、ヒトラーはシビリアンコントロールを主張して戦争を実行しました。

ヒトラーは独裁者の典型のように言われますが、民主主義によって正式な手続きのもと選ばれた正式な国家の首長でもあります。

 

分かりやすい使用例

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シビリアンコントロールという言葉の使用例としては以下のようなものがあります。

・「軍部に対してシビリアンコントロールが機能せず外国との軍事的衝突をいたずらに広める結果になった。」

・「軍人によるあからさまにシビリアンコントロールを無視した発言が相次ぐ。」

いずれも軍部が政治家の意向をないがしろにして暴走する場面で使用される言葉ですね。

 

まとめ

シビリアンコントロールとは軍部が政治家や議会の決定に服している状態のことや、そうあるべきという考え方のことです。

基本的にシビリアンコントロールは機能すべきというのが一般的な考え方ですが、場合によっては文民に選ばれた政治家が軍部の現場を混乱させてしまうこともあります。

シビリアンコントロールが有効に働くのは政治家が有能できちんと軍部の助言を聞くことが前提のようです。

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