中二病とは元々どういう意味?他者を小バカにした使い方は間違い?

image1433
中二病、あるいは厨二病という言葉はインターネット上で頻出するネットスラングで、ある程度インターネット上でコミュニケーションしたことのある方であれば必ず知っている用語でしょう。

思春期の男の子の痛々しい空想や嗜好のあらわれを揶揄するために使われる用語ですが、元々は他人を揶揄するための言葉ではなかったようです。

中二病の元々の意味について見ていきましょう。

Sponsored Link

中二病の起源

image1431
中二病という言葉が初めて使われたのはタレントの伊集院光がパーソナリティーを務める『伊集院光のUP’S 深夜の馬鹿力』というラジオ番組内です。

伊集院光は1999年1月11日付の同番組内で自身が大人になった今でも中二病に罹患していることを告白します。

その発言をきっかけに番組内ではリスナーから自分の患っている中二病について募るコーナーが始まり、多彩な中二病の「症例」について分析し始めるのでした。

伊集院光は「因数分解が役に立つのか?」、「大人は汚い」と言い出したり「本当の友達」を探そうしたりするなどを典型的な例として提示していました。

つまり中二病は元々はいい歳をした大人が未だに思春期特有の斜に構えた姿勢や社会への反抗的な態度を持っていることを自虐するための言葉だったのです。

 

揶揄する意味合いが強くなった経緯

image1432
揶揄する意味合いが強くなったのはインターネット掲示板「2ちゃんねる」にて使用され始めてからです。

中でも「過去の失態を告白してみんなで奇声を発するスレ」に投稿された「邪気眼」と呼ばれる文章が現在の中二病のイメージを定着させたとされています。

Sponsored Link

邪気眼とは選ばれし者にしか見えない第三の目で、邪気眼を持たない者には理解することが出来ないとされているものです。

「邪気眼」の投稿において、邪気眼を持つ人間は普段から腕に包帯などを巻いて隠しており、邪気眼が発動すると周囲に悪影響を及ぼしてしまうため制御しなければならない様が描かれています。

 

考案者は使われ方の変化についてどう思ってる?

image1435
このような意味の変化について中二病という言葉を考案した伊集院光はどのように思っているのでしょうか?

2009年12月5日のツイッターにおいて伊集院光は「もう僕の作った時の意味と違うから言葉自体に興味無いです。」とツイートしており無関心なようでした。

しかし2015年にテレビで放送された「100分 de 名著」という番組内においては本来、自虐の意味で使用される言葉が他人を揶揄する言葉として使用されていることに複雑な思いを持っていることを伺わせていました。

 

まとめ

中二病は元々は伊集院光が考えた造語で、本来は斜に構えた姿勢や社会への反抗的な態度を大人になっても持っていることを自虐する意味で用いられた言葉でした。

しかしインターネット掲示板で広く使われるに伴い、小説や漫画を読みすぎた少年が発露するヒーロー願望の意味合いが強くなり、そのような人物の痛々しい振る舞いを揶揄するために使われるようになります。

作られた言葉が本来とは別の意味で使われるというのはよくある話ですね。

言葉の性質を考えれば仕方のないことなのかもしれません。

Sponsored Link

Pocket

      
     

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ