三行半とはどういう意味?語源・由来もチェック!

image1451
よくテレビドラマにおける男女の修羅場で「三行半をつきつけた」といった文言が見受けられます。

三行半の読みは「さんぎょうはん」ではなく「みくだりはん」です。

三行半をつきつけるシーンとは何やらただ事ではない雰囲気ですが、一体どういう意味なのでしょうか?

三行半の意味と語源・由来について見ていきましょう。

Sponsored Link

三行半の語源

三行半とは江戸時代における夫婦の離縁状のことです。

江戸時代の離縁状は三行と半分の文章になっていたため、三行半と呼ばれていました。

つまり江戸時代における離縁状の書式が三行半の語源です。

江戸時代は夫から三行半を妻に渡せば離婚が成立しました。

制度上、三行半は夫からしか出すことができないことになっていますが、妻から離婚を望まれた場合に応じないのは恥ずかしいこととされ、また夫も勝手な理由で離婚する場合、妻に金銭を渡すこともあったようです。

このあたりの夫婦のやり取りは現代に近いものを感じますね。

 

現代における三行半の意味

image1452
現代においてカップルが別れる際に、三行半の別れ文句を文章にすることはおろか、離縁状をつきつける人はいないでしょう。

そのため現代において「三行半」をつきつけるという言葉が使われる場合、なんらかの方法で夫婦かあるいはカップルが別れる意思を伝えることを意味します。

制度として三行半は消えましたが言葉として名残が残っているようですね。

Sponsored Link

三行半の由来

image1453
三行半形式の離縁状が出てくるのは江戸時代になってからです。

発見された最古のものとしては1667年に書かれたものになります。

このため三行半は江戸時代になってから始まった習わしだと思われます。

ただしなぜ三行半という書式で離縁状を書くようになったのかについては正確にはわかっていません。

一説によると奈良時代律令制における離婚制度「棄妻」が変化したのではと言われています。

「棄妻」においては妻が7つある離婚原因のうちの一つを引き起こした場合に限って離婚することが認められていました。

7つの原因は「50歳になっても子供が生まれない」「痴話喧嘩が多い」「盗みを働く」「嫉妬が激しい」などです。

この原因は七出之状と呼ばれており、この7を半分にしたものが三行半なのではないかと言われています。

 

まとめ

現代において「三行半をつきつける」とはカップルや夫婦が相手に別れを伝えることです。

江戸時代、夫婦の離縁状が三行半の書式をとっていたことが語源になっています。

江戸時代において三行半が離縁場となった由来は明確にはわかりませんが、律令制の離婚制度が変化したものという説が有力です。

皆さんは恋人に「三行半」をつきつけられないように気をつけましょうね!

Sponsored Link

Pocket

      
     

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ