【台風・ハリケーン・サイクロン】それぞれの違いは何?

image97
日本では台風と呼ばれている熱帯低気圧ですが、世界各国でハリケーン・サイクロンなど様々な呼称があります。

台風・ハリケーン・サイクロンはどれも熱帯低気圧の構造を持っているという意味では違いがありません。

ではそれぞれどのように違うのでしょうか?

Sponsored Link

地域によって呼び方が違うだけ?

前述のように台風・ハリケーン・サイクロンには根本的な違いがあるわけではなく全て熱帯低気圧、すなわちトロピカル・サイクロンのことを意味します。

実は発生する地域によって呼び方が違うだけなのです。

熱帯低気圧のうち、台風は太平洋北西部で発生したもの、ハリケーンは大西洋北部・太平洋北東部・太平洋北中部で発生したもの、サイクロンはインド洋北部・インド洋南部・太平洋南部で発生したものを指します。

 

サイクロン

サイクロンは実は熱帯低気圧ではなく低気圧を意味する一般的な用語です。

熱帯低気圧の正式名称はトロピカル・サイクロンです。

インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部ではトロピカル・サイクロンを略してサイクロンと便宜上呼んでいます。

ちなみにギリシャ語のkyklon(circle)が語源になっています。

 

台風(タイフーン)

台風は強力な熱帯低気圧のうち北太平洋、正確には北半球の東経100度〜東経180度に位置するものです。

台風の分類は中心付近の最大風速を元に行われ、日本においては熱帯低気圧・台風・強い台風・非常に強い台風・猛烈な台風に分類されます。

Sponsored Link

また国際基準のタイフーンの場合とは最大風速などで差異があるので注意しましょう。

日本の台風は熱帯低気圧の中でも勢力・発生数ともに最強だと言われています。

ちなみにギリシャ神話最大の怪物デュポンが台風の語源になっています。

 

ハリケーン

ハリケーンは熱帯低気圧のうち、北半球の西経140度より東、北半球の西経140度〜西経180度および南半球の東経160度より東に位置するものです。

ハリケーンにも台風同様、国際的な分類基準が存在されます。

それぞれ最大風速によりハリケーン1〜ハリケーン5まであります。

ちなみに邪神ウラカーンがハリケーンの語源です。

 

まとめ

ニュースなどで見る際には台風と言ったりハリケーンと言ったり何か全く別のものなのかと錯覚しますが、実際は位置する地域によって呼び方が違うだけのようです。

ちなみに熱帯低気圧がエリアを越えていく場合それ以降名称が変わることになります。

例えばハリケーンが発生し、その後台風のエリアに移動した場合、それ以降その熱帯低気圧は台風と呼ばれることになります。


【関連記事】

台風時によく聞くヘクトパスカルとは?その意味を理解しよう!

「台風〇〇号は温帯低気圧に変わりました」ってどういう意味?

【台風の進路の謎】なぜ急カーブを描いて日本に向かってくるのか?

台風一過とは?どういった使い方が正しいの?

Sponsored Link

Pocket

      
     

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ