名投手でもなかなか出せないノーヒットノーランという記録があります。

達成されればニュースに取り上げられるこの記録ですが、完全試合と区別がつかない方も多いのではないのでしょうか？

ノーヒットノーランと完全試合の違い、又どちらの方が凄いのか見ていきましょう。

ノーヒットノーランとは？

ノーヒットノーランと見なされるのは一試合の内に安打と得点を与えずに勝利できた場合です。

日本プロ野球においては一年に800試合以上行われていますが、ノーヒットノーランは一度も達成できない確率の方が高い記録です。

また投手は一人である必要はなく複数人の継投でも適用されます。

安打でなければ良いのでフォアボールやエラーでランナーが出たとしてもOKです。

 

完全試合とノーヒットノーランの違い

完全試合とは上記のノーヒットノーランに加えてエラー、フォアボールも出さなかった場合につけられる記録です。

エラーやフォアボールも許されないので完全試合の方がノーヒットノーランよりも達成困難な記録です。

またピッチャーの人数についてはノーヒットノーランと同様に何人でも良く、継投してもかまいません。


 

ノーヒットノーランを達成した主な投手

日本プロ野球界においてノーヒットノーランを達成した主な投手は以下になります。

・沢村栄治

・金田正一

・堀内恒夫

・江夏豊

・槙原寛己

2000年以降では、

・メルビン・パンチ

・ナルシソ・エルビラ

・川上憲伸

・井川慶

・リック・ガトームソン

・山本昌

・前田健太

・杉内俊哉

・西勇輝

・山井大介

・岸孝之

などの選手が達成しています。

この中でも沢村栄治選手は沢村賞というその年の最も優れた投手でもとれるかどうか分からない賞の名前にもなっている偉大な選手です。

そして忘れてはならないのは野茂英雄選手です。

野茂英雄投手は日本人として初めてメジャーリーガーに挑戦した偉大な選手ですが、日米両国においてノーヒットノーランを達成した初めての投手でもあります。

 

まとめ

ノーヒットノーランと完全試合では完全試合の方が達成困難で凄い記録です。

しかしノーヒットノーランも年に一度出るか出ないかの十分偉大な記録といえます。

これからもノーヒットノーランを生み出す投手が出てくると思われるので私たちは楽しみにして待っていましょう。